草取りと畑作り【6月4日(日)快晴】
田植えをした後は、収穫までとにかくこまめに草取りをします。ヒエやつゆ草、セリなどがよく見られる雑草です。イネより成長が早く、養分を奪ってしまうため、小さいうちからできるだけ芽を摘んでしまいたいのです。
ここで、一直線上に植わるようにこだわった前回の田植えが生きてきます。”イネの列から外れているものが雑草”というわけです。特にヒエはイネとそっくり。まだ小さいうちは背の高さで見分けがつきますが、同じくらいの背丈に成長すると一目ではわかりません。ただ、慣れてくると「あそこにヒエがあるな」と遠くからでもあたりをつけられるようになります。田んぼの秩序に違和感を感じるとでもいいましょうか。幸いなことにまだ雑草はそう多くはありませんでした。まだ小さいイネを倒さないように慎重に田んぼに分け入って目立つものを取り除きます。
この日心配になったのは、今年復田に取り組んでいる田んぼです。水が干上がり、泥にひびが入っていました。川の水量が足りていないのか、代掻き・畦塗が不十分で水が漏れているのか。地域の方からポンプで多めに水を入れてもらい応急処置。次回まで様子見です。梅雨が待ち遠しい限りです。
午後は畑作りに取り掛かりました。前回里芋をすでに植えており、追加で好きな苗を持ってくる持ち寄り畑スタイル。ゴーヤ・トマト・キュウリ・茄子・オクラ・シシトウ・唐辛子・ピーマン・落花生・インゲン、そしてメロン。
土を潤すため、畝を作り、地域の方にお願いして一気に放水してもらいました。美味しい身を結ばせるために、毎日の草取り、水やり、追肥や間引き、誘引、摘花など、畑には水田とはまた違う大変さがあります。
かじわら(隊長代理)