「おかえりモネ、そして朝ドラが伝えたいふるさとパワー再発見!」一木正恵氏講演会のお知らせ

 浮羽まるごと博物館は2013年にスタートし、地域のたからものを発掘し、情報発信を行ってきました。今年は10周年という節目を記念し、「おかえりモネ」などのチーフ演出で知られる一木正恵さんをお迎えしてご講演いただきます。
 「おかえりモネ」は朝ドラとしては珍しく、歴史上の人をモデルとするものではなく、大きな出来事もなく、今を生きる主人公が日々を一途に過ごすドラマとして描かれました。
 題材とされたのは山や海の営みとそのつながり。舞台として森林組合や森林セラピーも取り上げられるなど、私達にも親しみのあるものでした。
 どのような視点でドラマづくりに取り組まれているのか、また地域や情報の発信をどのように工夫されているかなどお聞きしたいと思います。

講演


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一木 正恵 氏(NHKチーフ・ディレクター)
北海道出身、お茶の水女子大学卒業後1993年NHK入局。福岡県出身の夫と娘の3人家族。
主な演出作品に、大河ドラマ「義経」「天地人」「八重の桜」「いだてん」、朝ドラ「どんど晴れ」「ゲゲゲの女房」「まれ」「おかえりモネ」ほか。最新作はドラマ10「幸運なひと」、NHKスペシャル「アナウンサーたちの戦争」。

日時:2023年12月9日(土) 14:00~16:00
場所:うきは市民センター(うきは市立図書館)3階 小ホール

入場無料

「歴史的環境を活かしたまちづくり」下間久美子氏 講演会+座談会のお知らせ

うきは市には吉井町の白壁の町並み、そして新川田篭地区のかやぶき民家群という2つの重要伝統的建造物群保存地区が存在しています。異なる景観を持つこの2つの保存地区は、しかし、同じ水系の中で水と向かい合って生活を営んできた人々の苦楽で繋がっているのです。まちは、全体が一つの文化遺産です。その良いところを伸ばし、必要に応じて改善を加えながら、私たちは、どのように次の世代に、今以上の環境を伝えていくことができるでしょうか。地域の成長において、文化や文化財はどのような役割を果たし得るのでしょうか。

文化庁で歴史的な建造物や集落・町並み、文化的景観等の保存と活用に携わられていた、國學院大學観光まちづくり学部の下間先生をお迎えし、うきは市の自然、歴史、文化を活かしたまちづくりについて考える機会としたいと思います。

講演

下間久美子(しもつま くみこ)氏
國學院大學観光まちづくり学部 教授、博士(工学)
山形県生まれ。千葉大学工学部建築学科を卒業後、東京大学大学院工学系研究科修士課程に進学、同大学大学院博士課程を中退し、1994年に文化庁に入庁。途中、ユネスコ世界遺産センター、ユネスコ・バンコク事務所等に出向。2022 年より現職。
文化庁では伝統的建造物群保存地区、文化的景観等の担当を歴任。

座談会

コーディネーター:
 黒瀬 武史氏(九州大学人間環境学研究院 教授)

パネリスト:
 下間 久美子氏(國學院大學 教授)
 菊地 成朋氏(九州大学 名誉教授)
 中山 和成氏(うきは市教育委員会 生涯学習課 文化財保護係長)
 石井 勇氏(MINOU BOOKS)
 尾花 光氏(注連原村つくり会)

日時:2023年1月29日(日)14:00~16:30
会場:うきは市民センター(うきは市立図書館) 3階 小ホール

入場無料 

筑後軌道サイトツアー開催のおしらせ

明治の終わりから大正にかけて、うきはの町に蒸気機関車が走っていたことを知っていますか?
その道筋をたどり、当時の様子を思い浮かべながらめぐるバスツアーを開催します。
皆さまどうぞご参加ください。

日時:2022年11月27日(日)13:00~16:30
集合場所:うきは市民センター(うきは市立図書館)3階大会議室
スケジュール(概略):
 13:00市民センターでレクチャー
 13:30バスで移動 筑後軌道本社跡~保木公園~加々鶴トンネル~日田豆田駅
 16:30うきは市民センターに戻って解散
定員:10名
応募締切:2022年11月25日(金)
※お申込受付は先着順とし、定員になり次第、締め切ります。
応募方法:(1)氏名(2)参加人数(3)年齢・学年(4)ご連絡先を下記まで電話・FAXでお知らせください。
参加費用:無料
お申込み/お問合せ先:うきは市役所うきはブランド推進課地域振興係(担当:呉羽、佐々木)
TEL:0943-76-9059 FAX:0943-77-5557
お問い合わせページからもお申込みいただけます。

うきはの栞「うきはを駆けた筑後軌道」を発行しました

浮羽まるごと博物館リーフレットとして9冊目になる「うきはを駆けた筑後軌道」を発行しました。

今回のテーマは筑後軌道です。大正時代には白壁の立ち並ぶ吉井のまちなかを蒸気機関車が走っていました。ひとびとの想いを乗せて駆け抜けた筑後軌道の歴史について紹介しています。

以下の場所で販売していますので、どうぞ手に取ってご覧ください。
・うきは市民センター(うきは市図書館) うきは市浮羽町朝田582-1
2階 うきはブランド推進本部
・MINOU BOOKS  うきは市吉井町1137

『都市農村共生時代の「農」のカタチ』小谷あゆみ氏 講演会+座談会のお知らせ

 日本の農村は過疎高齢化が進み,地域社会の維持が困難になっている集落も見られます。その一方で,田園回帰の時代といわれ,都市民が農村や農業に強い関心を持つようになっています。
 それは従来のツーリズムを超えて,田舎暮らし,半農半X,地域おこし協力隊といった農村へのより深い関わりへと広がってきています。農業もこれまでの生産者と消費者という関係ではない,都市農村共生型の新しいカタチが生まれつつあります。
 今回のシンポジウムでは,農ジャーナリストの小谷あゆみさんを講師としてお招きして,ご講演いただくとともに座談会を開催し,これからの農業と農村の可能性について考えたいと思います。

講演「ニュー農マル時代における農業・農村の強みとは」

小谷あゆみ氏

農ジャーナリスト/フリーアナウンサー
石川テレビ放送アナウンサーを経て2003年からフリー。
NHKEテレで介護番組の司会を17年務める。
食や畜産番組リポーターとして全国1000ヶ所を取材。
農林水産省 世界農業遺産等専門家会議委員
農林水産省 農林水産祭むらづくり選考委員
NPOアースウォッチジャパン 理事 ほか
農業関連の司会、コメンテーター多数。

座談会

小谷あゆみ氏 農ジャーナリスト
田篭 正規氏 前うきは市市長公室長
菊地 稚奈氏 棚田まなび隊 隊長
天野 加奈氏 (株)DICE PROJECT ディレクター

日時:2021年11月23日 14:00~16:45
場所:うきは市民センター(うきは市立図書館)3階 小ホール

入場無料

当日、受付にて体温チェックを行います。体調がすぐれない場合等はご欠席お願いする場合があります。

http://ukiha-maruhaku.sakura.ne.jp/db/wp-content/uploads/2021/11/37255a998206b1522e5eb3ae255b5e9e.pdf

浮羽まるごと博物館ブックレット「棚田のこれからを考える」を発行しました

棚田研究の第一人者である中島峰広先生をお招きし、2019年9月に実施した2つの講演会と鼎談の内容をまとめました。

棚田の歴史から保全の高まり、国の施策の活用に至るまでたいへんエネルギッシュにお話しいただいた内容の記録になっています。

以下の場所で販売していますので、どうぞ手に取ってご覧ください。
・うきは市民センター(うきは市図書館) うきは市浮羽町朝田582-1
2階 うきはブランド推進本部

・MINOU BOOKS & CAFE  うきは市吉井町1137