棚田まなび隊2017 第3回活動日

田んぼの畦塗【5月14日(日)快晴】

むにゅっ、とした泥の感触。
長靴をはいたままでは上手く歩けず、気が付けばみんな裸足でした。小さい頃の泥んこ遊びを思い出して、ちょっとテンションがあがります。

この日は田んぼの畦塗
田に水を張る準備として、水の浸透を防ぐために土の表面を泥でコーティングする作業です。

「こうやっての、泥をつけるったい」
指導をお願いしている地元の方はひょいひょいっと泥を鍬で運び、さらさらっと塗っていきます。

見るぶんにはとても簡単そうなのですが、実際にやってみると、結構大変。
塗るのにちょうどいい硬さの泥であったり、左官のように表面を滑らかに仕上げる鍬使い。泥に足をとられていることもあり、田んぼの中でうまく動くことができません。

それならばと、土を盛るスコップ組と畦を整える鍬組に工程を分業。技術のなさは人数でカバー。この日の参加者15名ほど総力をあげて取り組みました。
一旦昼食をはさみ、田んぼ4枚の畦塗が完了。ついでに里芋の畑も仕立てました。

1日の終わりに、つづら棚田の全景が見渡せる展望台へ。復田真っ最中の田んぼは白く泡立ち、つづら棚田の真ん中に存在感を放っていました。

かじわら(隊長代理)