8月17日に、棚田まなび隊の第11回目の活動が行われました。18名が集まり、草刈りとイノシシ除けの電柵の設置、それに加えて農小屋の組立て作業を行いました。
前回から3週間が経過して草が勢いよく伸びていたので、まずは草刈り機を使って5人の隊員が田んぼ周辺の草を刈りました。また、田んぼへアクセスするあぜ道も雑草が茂って通りにくくなっていたので、道も含めて広範囲の草を刈りました。
また、この日はまなび隊の田んぼがある本村集落共同で電柵の設置作業が行われていました。すでに上流の田んぼではイノシシによる被害があったそうです。集落住民の方がまなび隊の田んぼにも電柵を設置してくださいました。住民の方がトンカチで棒を打ち込むのに続いて、隊員たちは棒に部品を取り付け,針金を巻きつける作業を手伝いました。この電柵は、夕方以降に電気が通る仕組みになっているそうです。
これらの作業と並行して、農小屋の組立てを行いました。事前に制作していたパネルを人力で敷地まで運び,壁パネルと屋根の小屋組パーツの設置を終えたところで上棟式を行いました。その後、屋根材の波板を取り付けて、農小屋の組立て作業が完了しました。
レポーター:佐々木悠理(九州大学菊地研究室)