棚田まなび隊2016第3回活動

5月15日、棚田まなび隊3回目の活動を行いました。8名の隊員が集まり、つづらの学習田の畦塗りと、分田地区で畑づくりをしました。
畦塗りは、田んぼの水が漏れないように田んぼの縁を塗り固める作業です。この日指導してくださったのは、守る会の堤さんと樋口さん。畦塗りには田んぼの土を塗りこめる方法と畦シートを張る方法の2種類があり、土で固める場合はさらに機械と手作業の2種類があるそうです。今日は、まなび隊の田んぼ3枚の畦を手作業で塗り固めました。

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▲数日前に機械で畦塗りをした後の畦道。触ると非常に固かったです。

まず、畦塗り用の鍬で畦を切って、土を塗り固めるラインを作ります。そこへ田んぼの泥を鍬で持ち上げて盛り、鍬の裏面を使って固めていきます。水を多く含んだ泥は非常に重く、持ち上げるのには予想以上に力が必要でした。守る会の方々も仰ってましたが、畦塗りは米作りの中で一番大変な作業のようです。休憩時間を挟みながら、なんとか午前中に3枚の田んぼの畦を塗ることができました。

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▲堤さん、樋口さんによる畦塗り指導。まなび隊員一人一人にアドバイスをくださいました。

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▲水は畦の下部から漏れやすいので、下から上へ塗っていくことがコツだそうです。

午後は、昨年活動を行った分田地区に場所を移して作業を行いました。ここでは、現在耕作されていない1枚の田んぼを、畑として利用させていただいています。まなび隊の活動は多くても月に3回ほどしかないため、お世話にあまり手間のかからないカボチャ、枝豆、モロヘイヤの3種類を育ててみることにしました。

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▲田んぼの後の畑仕事。野菜の成長を願って、耕した土に肥料も鋤き込みました。

あらかじめ設計してきた畝の形をもとに、鍬やスコップを使って全部で5つの畝を作りました。枝豆とモロヘイヤは苗を入手できなかったため、種から苗を育てて次回以降の活動で現地へ植え付ける予定です。
この日は1日を通して重労働が続きましたが、その分作業後の達成感は大きいものでした。
次回はいよいよ、田植えの予定です。

文:前野眞平
写真:九州大学菊地研究室