日本の農村は過疎高齢化が進み,地域社会の維持が困難になっている集落も見られます。その一方で,田園回帰の時代といわれ,都市民が農村や農業に強い関心を持つようになっています。
それは従来のツーリズムを超えて,田舎暮らし,半農半X,地域おこし協力隊といった農村へのより深い関わりへと広がってきています。農業もこれまでの生産者と消費者という関係ではない,都市農村共生型の新しいカタチが生まれつつあります。
今回のシンポジウムでは,農ジャーナリストの小谷あゆみさんを講師としてお招きして,ご講演いただくとともに座談会を開催し,これからの農業と農村の可能性について考えたいと思います。
講演「ニュー農マル時代における農業・農村の強みとは」
小谷あゆみ氏
農ジャーナリスト/フリーアナウンサー
石川テレビ放送アナウンサーを経て2003年からフリー。
NHKEテレで介護番組の司会を17年務める。
食や畜産番組リポーターとして全国1000ヶ所を取材。
農林水産省 世界農業遺産等専門家会議委員
農林水産省 農林水産祭むらづくり選考委員
NPOアースウォッチジャパン 理事 ほか
農業関連の司会、コメンテーター多数。
座談会
小谷あゆみ氏 農ジャーナリスト
田篭 正規氏 前うきは市市長公室長
菊地 稚奈氏 棚田まなび隊 隊長
天野 加奈氏 (株)DICE PROJECT ディレクター
日時:2021年11月23日 14:00~16:45
場所:うきは市民センター(うきは市立図書館)3階 小ホール
入場無料
当日、受付にて体温チェックを行います。体調がすぐれない場合等はご欠席お願いする場合があります。