棚田まなび隊2018 第13回活動日

まなび隊の活動も残すところあと2回、今日は前回掛け干しした稲の脱穀です。
前日までの雨の水分が残ることが気になったため、脱穀を午後に行うこととし、午前中は特別イベント、うきは市の窯元丸田窯さんでお茶碗の絵付けを行いました。
10月28日に行う収穫祭で今回絵付けした茶碗で新米が食べられる!ということで各々思い思いの絵を茶碗に描いていきました。出来上がりが楽しみです!
そして午後は棚田守る会の方のコンバインをお借りして脱穀を行いました。掛け干ししていた稲の束を下ろしてコンバインに通していきます。なかなかに豊作のようで一安心です。今回脱穀した米は機械乾燥の上、籾摺りをしていただきました。
最後に畑で生姜の収穫をしました。立派に育っており、最後の収穫を楽しめました。
今回の活動で今年の棚田における活動は終了です。ご協力いただいた皆様ありがとうございました!次回の収穫祭で丹精込めて作ったお米がいただけるのが楽しみです!
江崎奈生子(隊員2年生)

棚田まなび隊2018 第12回活動日

先日24日の第12回目の活動は,待ちに待った稲刈りです!!金色の稲穂の周りには真っ赤な彼岸花が咲いており,「今年も収獲の時期が来たな」とこれまでの活動を振り返りながら眺めていました。初めての参加者も多く,30名近い大人数での賑やかな稲刈りとなりました。
 まなび隊の稲刈りは4枚全ての田んぼを手で刈ります。慣れてくると初めての隊員でもザクザクとリズムよく刈ることができ,お昼ごはん前にはほとんど刈り終えてしまいまいた。刈った稲は機械乾燥ではなく,竹と木製の脚で作った「稲木」に掛けて天日干しをします。稲を逆さまに干すことによって,より栄養と旨味が増すそうですよ!
 お昼は里楽さんのお弁当でエネルギーを回復します。大人数で食べるとより美味しく感じますね!
 午後からは残りの稲刈りと掛け干しを行ないます。稲の重みで竹がたわんでいくのを心配しながらもどんどん掛けていくのですが,例年以上に収穫量が多かったのか,途中から稲木に掛けきれなくなってしまいました。しかし,さすがはまなび隊。「じゃあ竹をもう1本切ってこようか」と経験の長い隊員が山に行って竹を切り,すぐに稲木をもう1つ作ってしまいました。地元の方には遠く及びませんが,我々も5年目にして自分たちでできることが着実に増えてきています!!
 こうして無事に全ての掛け干しが完了しましたが,稲木による掛け干しは風や稲の重みで倒れてしまうことがあります。倒れるたびに起こさなくてはなりません。最後の最後まで気を抜かずに見守って行きたいと思います!!
永田航(隊員2年生)

棚田まなび隊2018 第11回活動日

第11回目のまなび隊の活動は6月から続いてきた草刈りがついに最後になりました!今回は、次回の稲刈りのためにヒエを取り除きました。また、見頃を迎える彼岸花の為にあぜ道や石垣の草取りを行ないました。
あいにくの雨でしたが14人の隊員が集まり、念入りに作業を行いました。畑では、夏も終わりに近づいてきましたが、四角豆やしそを中心に収穫することができました。
今回のお昼ご飯もつづら棚田に来る途中にある里楽さんのお弁当です。毎回異なるメニューのお弁当を作っていただいており、どれも美味しく午前の疲れを吹っ飛ばしてくれます。今日のメニューは目玉焼きとカボチャと肉団子のカフェ風デリ丼でした。ごちそうさまでした!
9月15日から17日の三連休はいよいよ【彼岸花めぐり&ばさら祭】です。真っ赤な彼岸花と黄金色に輝く棚田の風景を見に、是非つづら棚田にいらしてください!24日には稲刈りを行うので皆さんの参加お待ちしています!!
江﨑奈生子(隊員2年生)

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棚田まなび隊2018 第10回活動日

本日は第10回の活動でした。9月 15日〜17日に開催される【彼岸花めぐり&ばさら祭り】に向けて、今回は石垣や田んぼの畦の草刈りを念入りに行ないました。隊員は刈払い機の扱いに慣れてきて、8台をフル活動させ午前中いっぱい草刈をしました。刈払い機が入らない田んぼの中は稲を掻き分けながら取り除いていきました。畑は、イノシシ達に食べられてしまったのかカボチャは見当たりませんでした…。被害をまぬがれた野菜は立派に育っていたので収穫しました。そして、今日は暑い中で作業したご褒美に「スイカ割り」をしました!目隠しをして3周回ってスイカを目指すのですがなかなかヒットできず、5人目でようやく割ることができました。暑い中、棚田を前に食べるスイカはとっても美味しかったです!次回は最後の草刈りです。稲穂は少しずつ色づき収穫まで後1月…待ちどおしい!
芦澤郁美(隊員3年生)

棚田まなび隊2018 第9回活動日

今日は第9回目の活動日でした。35度を超える猛暑の中、15人の隊員が集合しました。
田んぼでは、大きくなった稲を掻き分けながらヒエや雑草を取り除き、経験のある隊員は刈払い機を担いで、石垣や畦の周りを綺麗にしました。
穂がついてきた稲はとても青々としていて、収穫の時期が楽しみ!!なのですが…。今日はもう一つ大事なお仕事がありました。田んぼの一部の稲に「いもち病」という葉が茶色くなる病気が発生していたのです。このまま放っておくと収穫量の減少や味の低下につながってしまうとのこと。どれほどの効果があるかはわからないのですが、木酢液(薫製の香り付けの元にもなっている、炭焼き時に得られる副産物)を霧吹きで吹きかけて対処しました。
午後からは、畑の収獲です。ナス、ピーマン、四角豆、トウガラシ、モロヘイヤ、オクラなど、今日も大量でした。前回収穫できたカボチャが採れなかったのが心残りですが…。
そして、今日のお昼ご飯は待ちに待ったサバ飯!!前々回の活動が大雨で中止になってからの再チャレンジです!牛乳パックと空き缶でお米を炊くだけなのですが、やってみるとお米が炊けるまで火を絶やさずに燃やし続けることがとても難しいのです。何度も火を付け直しながらも、みんな上手に炊くことができました。また、各自で美味しいおかずを持ち寄り、今年も隊員として来ていたMUJIキャナルシティ博多のスタッフの方にはレトルトカレーを5種類も準備していただきました!!ありがとうございました!!
次回は、9月頃に彼岸花が咲く前の最後の草刈りです。今年も綺麗な彼岸花が見られるように頑張ります!
永田航(隊員2年生)

棚田まなび隊2018 第8回活動日

本日は第8回の活動でした。前回は大雨で中止となったため、約1ヶ月ぶりの田んぼと畑はみごとに雑草で埋れていました。
あまりの草の多さにおののきながらも、腰の高さにまで成長した稲を励みに淡々と草取り作業…
日差しが強い中、休憩をはさみつつ、畑での収穫も合わせて午前中の活動を終えました。
午後からはうきはの酒蔵「いそのさわ」さんにお邪魔しました。
うきは産のお米を使った「棚田米」という日本酒を発売したということで、キャナルシティのOpenMUJIでのトークイベントに続き、今回は見学に行きました。
普段は稼働していないこの時期だからこそ、実物の機械を一つ一つ見て回りながら解説していただきました。
棚田米を使った日本酒造りは水分量の調整など、各工程には従来の日本酒造りにはない難しさがあり、見学後の飲み比べでは、棚田米の独特のコクのある味わいがより印象に残りました。
いそのさわさん、貴重な体験ありがとうございました!!
(まなび隊隊員2年生 三浪秀公)